と誘ってくれたのは、ベトナム系フランス人のマダム、Dangさん。
実は引っ越す前は、うちのとなりに住んでた元隣人なのです。
このDangさん、今をときめくメゾンであるCarven(カルバン)のメカニシャンとして
ご活躍されています。
ガーデニング好きなDangさんの新居には、どこもかしこもお花が飾られています。
大きな蘭のお花とジャスミン茶。
どこかモダンながらも同じアジア人の私には落ち着いた空間でした。
大きな赤い壁には昔の写真も。
Dangさんは、Louis Vuitton, Chloe, Yves Saint Laurentを経た後、
カルバン社のリニューアルと共に入られたそうです。
デザイナーのギヨーム・アンリ氏とは、立ち上げた最初のチームで
共に頑張ってきたので戦友でもあり、息子のような存在で温かく見守っているよう。
「この間チームみんなでホームパーティをした時、ギヨームは生春巻きの作り方に
はまっていたわ。彼はとっても好奇心旺盛な人。性格も穏やかで実力もある、
大きなデザイナーはみんなこうでなくちゃ。
彼もきっともっともっと売れっ子デザイナーになると思うわ。」
イチからスタートしたリニューアル時から、今は500社のクライアントにまで
なったカルバン。
「前みたいに冗談を言い合ったりする時間がなくなったのは少し残念ね。」
というDangさん。
元々大好きなカルバンですが、作っている方々みんなも仲良く穏やかなチームで
さらに魅力的なブランドだと思いました。
玄関には愛娘の結婚式の写真や孫の写真。
旅先で買ったマトリョーシュカをはじめ
自分の好きな空間がぱーっと広がっています。
愛犬のニノも新居に満足な様子。