2011年8月29日月曜日

アラス

サン・マロから戻り、

先週1週間、北フランスのパドカレにある

小さな町、アラス(Arras)に行ってきました。



TGVで約45分いくと、こんなに大自然!

今回、友人の実家にお邪魔したのですが、

パパが育てたパンプキンがまるまると育ってました;)




夏の緑いっぱいを肌で感じながら

夏休み最後のときを満喫......。

外でBBQランチもきっと今年では最後になるかもしれませんね。








2011年8月23日火曜日

フェティシズム

最近よる時間があるので、

ディナーを食べたあとの10時くらいから

映画館に行くことにはまっています。



先日、『Super 8』という映画を観てきて、

盛り沢山な内容でお腹いっぱいにさせてくれる映画でしたが、

今日は、あのペドロ・アルモドバル監督の最新作

『La Piel Que Habito』(英題:The Skin I Live In)を観てきました。



出演していたのは、セクシーなダンディ、アントニオ・バンデラスや

ラテン女のエレナ・アナヤ、『ハイヒール』などアルモドバル作品でお馴染みの

マリサ・パレデス(私この女優、大、大、大好きなんです!)。

このアントニオ・バンデラス先生が、冷酷な殺人鬼と変貌する

サイコサスペンスですが、女の肌、感情、痛み、をリアルに

そして高貴で美しく描写しているので、とっても繊細で

フェティッシュな作品でした。

このポスターも、なんて素敵なのでしょう!



この作品、1960年の映画『Les Yeux Sans Visage』からインスピレーションを

得ているとのこと。




これ観たことないので、今度観てみようと思います。

また、アルモドバル監督作品の見どころは、

インテリアが、ずば抜けてセンスがいいこと。

今回もモダンなファニチャーとクラシカルな絵画をミックスさせた

おしゃれ〜なお家が舞台。

コスチュームもジャン・ポール・ゴルチェとコラボレーションしている

そうなので、必見。



アルモドバル先生、いつも素敵な作品をありがとう;)



2011年8月22日月曜日

夏休み

残暑お見舞い申し上げます。


日本での3週間もあっという間に終わってしまい、

大量のお土産と日本食をスーツケースに入れて、

フランスに戻って参りました。

もしかしたら働いていたときより、家族とゆっくりして、

たくさんの友達と会えたと思います。楽しかったなぁ。。。



さて、帰国した次の日

息つく間もなく、ブルターニュ地方はサン・マロへ。



ここは、城壁に囲まれた港町で、

夏になると太陽が照ったビーチで海水浴を楽しむ人たちで賑わう観光スポットです。



でも今回は、このセクシーなビーチに遊びにきたのではありません。

実は、毎年ここで行われる『La Route Du Rock』という野外のロックフェスティバル

に行ってきました!



野外フェスは、かれこれ約10年前に行ったフジロック以来。

3日間続くので、みんなテントを張ってキャンプ生活をするようです。

今年のメンツはというと、MogwaiやThe Killsなどアルバム持ってるけどライブ見たことない

人たちが続々登場し、大興奮でした。

特にThe Killsは、ライブで見るほうがさらに格好良かったし、

しかもジェイミー・ヒンスの左手の薬指にはしっかり!

あのケイト・モスとの結婚指輪が光ってました〜。

Tシャツかわいかったので、買っちゃいました。



それから私が気になったのは、Blonde RedheadというNYをベースに

活動するバンド。彼らは、Sonic Youthのドラマー、スティーブ・シェリー

のレーベルからデビューしているバンドで、

ボーカルがカズ・マキノさんという日本人女性!

洗練されたサウンドと繊細な歌声は、キム・ゴードンを彷彿とさせます。

日本から遥か離れ、NYから遥かフランスのサン・マロで

たくさんのフランス人からの喝采を得て、海外でご活躍されていること、

同じ日本人として、今回巡り会えたことはとてもうれしかったです。

私も頑張ろう!と思いました;)